競馬レース 有馬記念について

芝2500メートルを競い合う有馬記念の魅力とは

有馬記念とは

競馬業界における有馬記念とは、JRA (日本中央競馬) が主催するGIレースの一種で、毎年の恒例行事として12月に開催されます。

有馬記念は1955年頃まで中山競馬場で年末の時期に「中山大障害」のタイトルで開催されていた競馬レースが、そのルーツだとされています。その当時に競馬会の理事長を務めていた政治家で、農政学者の有馬頼寧 (ありまよしやす) 氏が「年の暮れには盛大にレースを開催したい」と提案しました。

これを機に、その後に開催されたレースを「有馬記念」へと名称変更されました。有馬記念の開催場所は千葉県船橋市に所在する中山競馬場で、東京競馬場・京都競馬場・阪神競馬場と並ぶ日本四大競馬場のひとつと位置づけられています。

それでは、有馬記念の開催場所である中山競馬場の特徴について見ていきます。有馬記念では芝2500メートルのコースを走り、日本国内で開催される競馬レースではもっとも距離が長く、複雑なコースとなっています。

スタート地点は3コーナーからで、その後しばらくは一直線で平坦な道が続きますが、途中で急な坂を2回上り、コーナーを5つ回ることもあるため、スピードと体力の勝負になります。

馬券の購入方法と中山競馬場へのアクセス方法

「テレビで競馬を見てもなんだか物足りない。競馬場に行って、白熱したレースを観戦したい」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、馬券を購入する方法について解説します。開催先の競馬場で直接購入する方法、キャッシュレス投票によるUMACA投票で購入する方法、電話で注文する方法などがあります。

次に、有馬記念レースの開催場所である中山競馬場への交通アクセスについてご説明しましょう。電車を利用する場合はJR船橋法典駅から専用地下道を通って約10分です。車で行く場合は競馬場の正門・中央門・南門付近に隣接されたJRA直営の有料駐車場を利用すると良いでしょう。

ただし、レース開催日には混雑することが多いので、時間に余裕をもって早めに出かけることをおすすめします。