ジャパンカップが開催される東京競馬場のコースについて
ジャパンカップの競走条件と出走資格
競馬業界におけるジャパンカップ(Japan Cup)とは、JRA (日本中央競馬会) の主催によるGIレースです。ジャパンカップの頭文字を取ってJCとも言い、日本国内で初めて開催されたのは1981年 (昭和56年) です。
ジャパンカップには競走馬の出走資格や競走条件がいくつか定められています。1つ目の条件として、JRA (日本中央競馬会) に所属している競走馬であること、地方競馬の所属する競走馬で選定馬であることが挙げられます。
3つ目はジャパンカップに出走登録した外国の競走馬であることが参加条件となっています。この3つの条件のうち、いずれか1つを満たしていることが前提となります。
出走資格として、サラ系 (サラブレッド)に分類されていて、なおかつ馬齢が3歳以上であることが条件として定められています。
ジャパンカップの開催場所
ジャパンカップの開催場所は東京競馬場で、このレースに参加する競走馬は芝2400メートルを走ります。
このコースの特徴は基本的に左回りで、JRA (日本中央競馬会) が所有する多くの競馬場の中でもっとも距離が長く、広大なスケール感です。
ただし、出走するコースによっても一周あたりの距離には格差が生じています。Aコースでは約2083メートル、Bコースでは約2102メートル、Cコースは約2121メートル、Dコースでは約2140メートルとなっています。
その中で直線に伸びる距離は約526メートル、スタートからゴールまでの間に2度に渡って坂道を上り下りするなど、スリル満点の観戦が楽しめます。競走馬のスピード感が要求されるだけではなく、カーブや坂道など起伏の激しい場所を難なく走りこなせるだけの技と体力も必須となります。
東京競馬場の芝2400メートルで開催されるGI競馬レースは、ジャパンカップの他にオークス・日本ダービーなどがあります。